G8MNが外国人記者クラブで記者会見
去る6月21日、外国人特派員協会で映画上映と記者会見が行われG8メディアネットワーク(G8MN)の
土屋豊氏(映画監督)と平沢剛氏(明治学院大学兼任講師)がG8サミットにおけるメディアセンター設置について語った。
「Video Activism、the Counter-Globalization Movement and the G8 Toyako Summit」と題されたこの会見では、
まず、去年のハイリゲンダムサミットをテーマに制作されたドキュメンタリー映画「WHAT WOULD IT MEAN TO WIN?」を上映。
その後、土屋氏と平沢氏が、それぞれG8メディアネットワークの取り組みやビデオアクティビスムの現在について解説した。
G8MNは、G8サミットに向け、マスメディアとは異なる市民の立場で情報の発信に取り組む独立系メディアのネットワーク組織。
サミット前後、誰もが自由に情報発信できるメディアセンターの設置や独自のWEBサイトを開設している。
平沢氏は、まずG8MNについて「様々な立場を超えて作られたメディアのネットワークであり、このようなことは、
日本で初めてのこと」と説明。独立したメディアが自立的につながっている今回の取り組みの意義に触れた上で、
「アートやイメージはアクティヴィズムにかかせないものになっている。これから洞爺湖で起こることも、イメージ(映像)
を通して皆が知るこ とになる。オルタナティブ・メディアを成立させることは、大きな意味があると思っている。」と述べた。
またG8MNでビデオ部門を担当している土屋氏は、動画サイト「G8MN-TV」について、「一番の特徴は誰でも、
発信することが出来ること。マスメディアでは、あつかわれないようなことをちゃんと報道したい」と抱負を語った。
さらに、「『Another World is Possible.(もう一つの世界は可能だ)』という言葉があるが、僕たちは『もうひとつの
メディアは可能だ』いや『もっと様々なメディアが可能だ』と信じている」と、オルタナティブメディアの可能性を強調した。
土曜日の夕方開催された記者会見にも関わらず、日本に駐在する海外メディアの特派員など30人が参加。
日本の新たな動きに対する注目は高く、2人の話に熱心に聞き入っていた。
コーディネータのジョナサン・ホール(日本映画研究家)は、会の最後で「個人的な主張、メディアの民主化、社会的
政治的な主張をどう結び つけていくかが課題になる」と、今回のG8サミットでのメディアの動きに期待を示した。
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