飢餓・食糧危機サミナー「持続可能な農業、食糧主権は地球を救う」

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 北海道洞爺湖サミット初日となる7月7日、農民連(農民運動全国連合会)は、札幌市の北海道立道民活動センター(かでる2・7)において、国際農民運動団体「ビア・カンペシー」及び食健連(国民の食料と健康を守る運動全国連絡会)とともに、「持続可能な農業、食糧主権は地球を救う」をテーマとした「飢餓・食糧危機セミナー」を開催した。

 司会を務めた農民連の笹渡義夫事務局長は、「いよいよ今日から、『気候変動』と並んで『飢餓・食糧危機』が大きなテーマになっているG8サミットが始まります。私たちは昨日まで、ここ札幌の地において、G8サミットに対抗する行動を展開してきました。私たちの行動はメディアにも大きく注目され、札幌の市民からは大きな共感を呼ぶなど大きなアピールとなっています」とあいさつし、「今日はバングラデシュとタイから、私たちと同じ農民の方をお招きしています。それぞれの国の現状を聞いた上で、会場の皆さんと意見交換を行い、G8サミットが飢餓と食糧危機を打開する大きな契機になるような、そんな私たちのアピールを、この会場から行いたいと思います」と呼びかけた。

 ビア・カンペシーナの一員でバングラデシュ農民のバドラール・アラム氏は、「食料危機は人為的な問題です。食料は、実際には世界に十分あるはずで、問題なのは食料が公平に分配されていないことだと思います。現在、世界で約10億人の人々が飢餓に直面しており、その多くがアジアの人々だと言われています。アジアには生産性の高い農地が多くあるのに、どうしてアジアの人々が飢えなければならないのか。これは大変な悲劇だと思います」と語った。
 そして、『食糧主権』について、「食糧主権とは『農民が土地に対する権利を持っている』、『農民が作物を作る権利と自由を持っている』、『自分たちの文化に相応しい作物を作る権利が持っている』ということです」と説明し、「世界の指導者たちは『飢餓を無くす』と言っていますが、それは『食糧安全保障』を問題にしたものです。しかし、それだけは間違いだと思います。ビア・カンペシーナは、農民を守ることを最優先するよう提起しています。農民を守るということで一番大事なのは食糧主権であり、食糧主権が認められない限り、農民が生存することは不可能です。農民は、食糧を生産することで世界の人々を養っているわけですから、農民が守られない限り世界の人々は食料を手にすることができません。農民が生存できないということは、世界の人々もまた生存できないということです。食料主権が確立されれば、食糧危機はなくなると考えます。私たちは、食糧主権という考え方を世界に広げていきます。それが世界の人々を救う道、すなわちこの惑星、地球を救う道だと信じています」と訴えた。(Masayoshi Sakamoto)

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from 開発と権利のための行動センター on Mon, 2008/07/07 - 16:00

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