史上初の「先住民サミット」が平取町で開幕
Submitted by sapporo on Thu, 2008/07/03 - 23:55.
先住民の声をG8首脳へ届けようと、「『先住民サミット』アイヌモシリ(リは小文字)2008」が、7月1日、平取町中央公民館大ホールで幕を開けた。世界の先住民がこうした会議を開催するのははじめてで、初日には、マヤ(グアテマラ)、ミスキート(ニカラグア)、マオリ(ニュージーランド)、コマンチ(米国)、コルディレラ(フィリピン)、サーミ(ノルウェー)といった11カ国17人の先住民族と多くのアイヌ民族、約350名の一般参加者が集まり、会場は活気に満ち溢れた。
開会式の後に行われた基調講演で、国連先住民族問題常設フォーラム議長のビクトリア・T・コープスさんは、国連先住民族権利宣言が採択された経過を報告。「これを弾みに、いまこそ先住民族が立ち上がり、G8諸国にインパクトを与えるとき」と力強い声で主張した。
講演にひきつづき、14人の先住民族がスピーチし、日本政府がアイヌ民族を先住民族と認めたことに対する祝辞を述べ、自国における先住民族の境遇、権利回復に向けての取り組みなどについて語った。
2日目は、環境、権利回復、教育の3つの分科会でワークショップが開かれ、提言作りにむけて、活発な意見が交わされた。権利回復の分科会では、「先住民族権利宣言をいかに実用化していくか」などについて話し合われた。
3日目は午前中のフィールドワークの後、会場を札幌市に移動。
明日7月4日は、午後から札幌コンベンションセンターで提言のまとめに入り、17時に記者会見が行われる。
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