G8における警護について独日が情報交換
左翼党議員らは、3月28日の議会で、G8の警護に関する独日の情報交換について質問書を提出。4月16日に政府側から回答があった。
質問は、ドイツG8サミット後の昨年8月にドイツ連邦刑事庁長官が訪日した目的、日本の警察庁代表との会談で話された内容、反グローバル化運動の活動家の個人情報の提供など29項目に及ぶ。
ドイツ政府によると、連邦刑事庁長官、連邦内務省代表団が日本を訪れ、北海道洞爺湖G8サミットでの警護措置について議論したという。日本の警察庁代表団も連邦刑事庁を訪問し、ドイツでの警備体制について情報を入手した。ドイツ側は北海道洞爺湖G8サミットの準備および実施の援助を約束したとされる。
ドイツ政府は、集会禁止措置、逮捕者の収容方法、連邦軍の出動といった日本が興味を示した情報について、できる限り要求にこたえることに合意したという。
連邦刑事庁は反グローバル化運動団体に関する情報も渡したが、重大な罪を犯す可能性が高いとみなした場合のみ、ドイツの活動家の個人情報を提供すると説明した。
日本側はドイツ連邦軍の出動にも興味を示し、日本大使館の防衛駐在官が、ドイツG8サミット直後に援助活動に関する質問状を提出。ドイツ政府は、7月9日に2ページの報告書を日本側に渡した。
また、9月12日と12月6日に、日本大使館の防衛駐在官が連邦国防省を訪れ、2回目の訪問の際、テロ発生時におけるドイツ連邦軍の対処法について質問がなされた。日本側は、空の防衛手段、連邦軍の警戒体制、飛行限定区間、軍事および非軍事事件への対処法、連邦軍による援助活動の法的根拠に強い関心を持っていたという。
この件に関する記事は、4月22日付の独紙ユンゲヴェルト一面に、「制圧措置の輸出」の見出しで掲載され、治安部隊の写真には「反グローバル化運動を対処するためにドイツは日本に援護射撃を放った」とのコメントが添えられていた。
ユンゲヴェルトの記事 http://www.jungewelt.de/2008/04-21/059.php
政府からの回答の一部翻訳 http://blog.goo.ne.jp/watch-summit/e/e8c8b6b3db4c7512c7343859e6246b0d
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