「先住民族サミット」アイヌモシリ2008のプレ企画「講座」がスタート

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 北海道洞爺湖G8サミットに先立って開催される「『先住民族サミット』アイヌモシリ2008(7月1日~4日、二風谷および札幌)のプレ企画として、アイヌ民族の権利などの理解を深め、将来に向けてのビジョンを考える講座が4月23日にはじまった。
 講座「グラスルーツで考える、アイヌ民族の権利とビジョン」は、さっぽろ自由学校「遊」で5回にわたり開催される。各講座では、「先住民族サミット」アイヌモシリ2008実行委員会に関わる人々が、アイヌ民族の言語や教育などについて紹介するとともに、将来的なあり方を受講者とともに考えていく。
 1回目の「先住民族サミット開催の意義とアイヌ民族のビジョン」では、アイヌアートプロジェクト代表で先住民族サミット実行委員会事務局長の結城幸司さんが講師を務め、そこで提起しようとしているアイヌ民族のビジョンなどについて語った。
 今後の予定は以下の通り。

5月7日(水)「生きたアイヌ語の未来」
講師:木幡カムイサニヒ(ウタリ協会札幌支部教育副部長)
アイヌ民族にとって文化の源である言語。その復興における課題、アイヌ語の未来について考える。

5月21日(水)「環境・開発問題と先住民族の権利」
講師:小野有五(北海道大学大学院地球環境科学研究院教授)
歯止めなき開発は、深刻な環境破壊を引き起こしている。数世代先をも視野に入れた先住民族の知恵や精神を学び、先住民族の権利回復と持続可能な社会の実現を考える。

6月4日(水)「アイヌと和人との共生に向けて~大地を愛することを共有する~」
講師:結城幸司(アイヌアートプロジェクト代表)
北海道の歴史を語るうえで、和人によるアイヌ民族への差別や抑圧ははずせない。過去から目を背けずに、未来を「共に生きる」にはどうすべきか。アイヌ民族による提案から、ともに考えていく。

6月18日(水)「アイヌ民族の教育と子どもたちの未来」
講師:島崎直美(札幌ウポポ保存会事務局長、先住民サミット実行委員会共同代表)
未来をつくるのは子どもたち。アイヌ性の視点から教育を語り、その将来についてともに考えていく。

さっぽろ自由学校「遊」 http://www.sapporoyu.org/

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